【2025年最新版】駐在員家族必見!子連れで楽しむポルトガル(リスボン・ポルト)完全ガイド

目次

はじめに

海外駐在員の皆さん、異文化での生活は刺激的である一方で、家族での旅行計画には頭を悩ませることも多いのではないでしょうか?特に、小さなお子さんを連れての海外旅行となると、「移動は大丈夫?」「食事は合うかな?」「現地の治安は?」といった不安が尽きませんよね。

そんな皆さんに朗報です!今回ご紹介するのは、子連れ家族に優しい魅力あふれる国、ポルトガル。歴史的な街並みと美しい海岸線が広がるリスボンとポルトは、駐在員家族にとって最高の旅行先となること間違いなしです。

この記事では、ポルトガル(リスボン・ポルト)での子連れ旅行を計画している駐在員家族のために、おすすめの観光モデルコース、気になる費用感、そして旅を快適にするための持ち物や注意点まで、私の実体験を交えながら徹底的に解説します。これを読めば、あなたの家族も安心して、忘れられないポルトガルの旅を満喫できるでしょう。

記事の目次

  1. なぜ今、子連れ海外旅行にポルトガルがおすすめなのか?
  2. 【3泊4日モデルコース】リスボン&ポルトを子連れで遊びつくす!
    • 1日目:リスボン到着〜アルファマ地区散策
    • 2日目:ベレン地区で大航海時代に思いを馳せる
    • 3日目:ポルトへ移動〜世界遺産の街並みを歩く
    • 4日目:ポルトの美しい本屋と市場を巡り、帰路へ
  3. 子連れポルトガル旅行の費用は?予算と節約術を大公開!
  4. これさえ読めば安心!子連れポルトガル旅行の持ち物リストと注意点
  5. まとめ

1. なぜ今、子連れ海外旅行にポルトガルがおすすめなのか?

ポルトガルは、子連れ駐在員家族にとって多くの魅力が詰まった国です。私が実際に訪れて感じた、特におすすめのポイントをいくつかご紹介しましょう。

まず、治安の良さ。ヨーロッパの中でも比較的治安が安定しており、観光地では観光客も多いため、家族で安心して街歩きを楽しめます。もちろん、スリなどの軽犯罪には注意が必要ですが、基本的な防犯意識を持っていれば問題ありません。

次に、物価の安さ。西ヨーロッパの中では物価が安く、美味しい食事や宿泊施設もリーズナブルに楽しめます。家族での外食も気軽にできるため、食費を気にせず現地の味を堪能できるのは嬉しいポイントです。

そして、何よりも食事の美味しさ!新鮮な魚介類を使った料理は絶品で、特にタコやイワシはぜひ味わっていただきたい逸品です。子供向けのメニューも充実しており、パステル・デ・ナタ(エッグタルト)のような甘いお菓子は子供たちにも大人気です。

さらに、ポルトガルの人々は子供にとても優しいです。レストランや公共交通機関で子供連れだと、席を譲ってくれたり、何かと手助けをしてくれたりする場面に何度も遭遇しました。子連れ旅行の不安を和らげてくれる、温かい国民性も大きな魅力です。

リスボンとポルト、それぞれの都市の魅力

ポルトガル観光の二大都市といえば、首都リスボンと北部のポルト。どちらも魅力的ですが、それぞれ異なる顔を持っています。以下に比較表をまとめました。

特徴リスボンポルト
雰囲気活気あふれる大都市、歴史と現代が融合落ち着いた港町、歴史的な街並みが美しい
交通路面電車、メトロ、バスが充実。坂が多い徒歩で観光しやすいが、坂道も多い。トラムも人気
見どころサン・ジョルジェ城、ベレンの塔、ジェロニモス修道院、アルファマ地区ドン・ルイス1世橋、ドウロ川クルーズ、ワイナリー、レロ・イ・イルマオン書店
食事魚介料理、パステル・デ・ナタ、タコ料理ポートワイン、フランセジーニャ、魚介料理
子連れ公共交通機関の混雑に注意。子供に優しい文化比較的コンパクトで歩きやすい。子供に優しい文化

どちらの都市も子連れで楽しめますが、リスボンはより都会的な賑わいを、ポルトは歴史的な趣を求める家族におすすめです。今回は両方の都市を巡るモデルコースをご紹介します。

2. 【3泊4日モデルコース】リスボン&ポルトを子連れで遊びつくす!

1日目:リスボン到着〜アルファマ地区散策

リスボンの路面電車に乗る家族

午後のフライトでリスボン国際空港に到着。空港から市内へは、メトロやタクシー、配車アプリ(Uberなど)でスムーズに移動できます。ホテルにチェックインしたら、早速リスボンの街へ繰り出しましょう。

初日は、リスボン最古の地区であるアルファマ地区の散策がおすすめです。迷路のような細い路地を歩きながら、カラフルな建物や歴史的な雰囲気を味わえます。高台にあるサン・ジョルジェ城からは、リスボンの街並みとテージョ川の絶景を一望できます。子供たちも広々とした城内で走り回ったり、孔雀を見つけたりと楽しんでくれるでしょう。

夕食は、アルファマ地区のレストランで名物のイワシの塩焼きを。そして、デザートには外せないパステル・デ・ナタをぜひお試しください。サクサクのパイ生地と濃厚なカスタードクリームは、大人も子供も笑顔になること間違いなしです。

【子連れポイント】

  • アルファマ地区は坂道や石畳が多いので、ベビーカーよりも抱っこ紐が活躍します。歩きやすい靴を選びましょう。
  • サン・ジョルジェ城はベビーカーでの移動も可能ですが、一部階段もあります。抱っこ紐と併用すると便利です。

2日目:ベレン地区で大航海時代に思いを馳せる

2日目は、リスボン郊外のベレン地区へ。大航海時代の栄光を今に伝える歴史的な建造物が集まるエリアです。市中心部からは路面電車やバスでアクセスできます。

まずは、世界遺産にも登録されているジェロニモス修道院へ。壮麗なマヌエル様式の建築は圧巻で、回廊の美しさには息をのむほどです。次に、テージョ川のほとりに立つベレンの塔発見のモニュメントを訪れましょう。広々とした広場は子供たちが走り回るのに最適で、モニュメントに刻まれた歴史上の人物を探すのも楽しいアクティビティになります。

ランチは、ベレン地区にある老舗カフェ「パステイス・デ・ベレン」で、焼きたてのパステル・デ・ナタを。本場の味は格別です!

【子連れポイント】

  • ジェロニモス修道院やベレンの塔は人気観光地のため、午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。事前にオンラインでチケットを予約しておくと、待ち時間を短縮できます。
  • リスボン市内の公共交通機関は混雑することがあります。ベビーカーを利用する場合は、折りたたみ式のコンパクトなものが便利です。リスボアカードを購入すると、公共交通機関が乗り放題になり、観光施設の割引も受けられるのでお得です。

3日目:ポルトへ移動〜世界遺産の街並みを歩く

3日目は、高速鉄道でリスボンからポルトへ移動します。所要時間は約3時間で、車窓からの景色を楽しみながら快適に移動できます。ポルトのホテルにチェックインしたら、早速街歩きに出かけましょう。

ポルトの象徴ともいえるドン・ルイス1世橋は必見です。上層はメトロと歩行者、下層は車と歩行者が通行でき、橋の上からはドウロ川とポルトの美しい街並みを一望できます。特に夕暮れ時は、オレンジ色に染まる空と街のコントラストが息をのむほど美しいです。

ポルトのドウロ川沿いを散歩する家族

ドウロ川沿いのリベイラ地区は、世界遺産にも登録されている歴史的なエリアです。カラフルな建物が並び、カフェやレストランが軒を連ねています。川沿いを散歩したり、クルーズ船に乗ってドウロ川からの景色を楽しんだりするのもおすすめです。

夕食は、ポルト名物のフランセジーニャ(ボリューム満点のサンドイッチ)や、新鮮な魚介料理を堪能しましょう。もちろん、大人の方はポートワインの試飲もお忘れなく。

【子連れポイント】

  • ポルトも坂道が多いですが、リスボンに比べてコンパクトなので、徒歩での観光がしやすいです。ベビーカーでも移動できますが、抱っこ紐があるとさらに便利です。
  • ポルトカードを購入すると、公共交通機関の割引や観光施設の入場料割引が受けられます。

4日目:ポルトの美しい本屋と市場を巡り、帰路へ

最終日は、ポルトの街をもう少し深く探索しましょう。

まずは、世界で最も美しい本屋の一つと称されるレロ・イ・イルマオン書店へ。ハリー・ポッターの作者J.K.ローリングがインスピレーションを受けたとされるこの書店は、その内装の美しさで訪れる人々を魅了します。ただし、入場にはチケットが必要で、時間帯によっては行列ができることもあります。

次に、活気あふれるボリャオン市場へ。新鮮な野菜や果物、魚介類、お土産などが所狭しと並び、地元の人の生活を垣間見ることができます。子供たちも色とりどりのフルーツや珍しい食材に興味津々になるでしょう。

お土産探しを楽しんだら、名残惜しいですがポルト国際空港から帰路へ。ポルトガルでの素晴らしい家族旅行の思い出を胸に、次の旅の計画を立てるのも良いですね。

【子連れポイント】

  • レロ・イ・イルマオン書店は非常に混雑するため、小さな子供連れの場合は、外観を楽しむだけでも良いかもしれません。入場する場合は、抱っこ紐を活用し、子供が迷子にならないように注意しましょう。
  • ボリャオン市場は活気がありますが、人混みも多いです。子供から目を離さないようにしましょう。

3. 子連れポルトガル旅行の費用は?予算と節約術を大公開!

子連れでのポルトガル旅行にかかる費用は、時期や滞在日数、旅行スタイルによって大きく異なりますが、ここでは一般的な目安と節約術をご紹介します。

【費用の目安(3泊4日、家族4人想定)】

  • 航空券: 往復1人あたり10万円〜20万円(時期や出発地による)
  • 宿泊費: 1泊1部屋1.5万円〜3万円(ホテルランクによる)
  • 食費: 1日あたり1.5万円〜2.5万円(外食中心か自炊もするかによる)
  • 交通費: 1日あたり3千円〜5千円(公共交通機関利用の場合)
  • 観光費: 1日あたり5千円〜1万円(入場料やアクティビティによる)

合計すると、3泊4日で約40万円〜80万円程度が目安となるでしょう。もちろん、これはあくまで目安であり、駐在員の皆様の任期や立場、会社の補助などによって予算感は大きく異なるかと思います。ご自身の状況に合わせて調整してください。

駐在員家族のための節約術

  • オフシーズンを狙う: 観光客が少ない時期(11月〜3月頃、クリスマス・年末年始を除く)は、航空券やホテルの料金が安くなる傾向があります。
  • アパートメントタイプの宿泊施設を選ぶ: キッチン付きのアパートメントホテルを選べば、自炊ができるため食費を抑えられます。地元のスーパーで食材を調達するのも楽しい経験になります。
  • 公共交通機関を最大限に活用: リスボアカードやポルトカードを利用すれば、交通費を節約できます。子供料金がある場合もあるので確認しましょう。
  • 無料の観光スポットを楽しむ: 展望台からの景色や公園での遊びなど、無料で楽しめるスポットもたくさんあります。
  • 早めの予約: 航空券やホテルは、早めに予約することで割引が適用されることが多いです。

4. これさえ読めば安心!子連れポルトガル旅行の持ち物リストと注意点

子連れ旅行では、事前の準備が成功の鍵を握ります。忘れ物がないように、以下のリストを参考に準備を進めましょう。

【必須アイテム】

  • パスポート、ビザ(必要な場合)、航空券、ホテルの予約確認書
  • 海外旅行保険証
  • 現金(ユーロ)、クレジットカード
  • スマートフォン、充電器、モバイルバッテリー
  • 常備薬、絆創膏、体温計などの救急用品
  • 子供の着替え(多めに)、おむつ、おしりふき
  • 離乳食、おやつ、飲み物
  • 抱っこ紐(ベビーカーと併用がおすすめ)
  • 日焼け止め、帽子、サングラス
  • 雨具(折りたたみ傘やレインコート)

【あると便利なもの】

  • ウェットティッシュ、除菌シート
  • 子供用のおもちゃや絵本
  • S字フック(ベビーカーに荷物をかけるのに便利)
  • 洗濯ネット(ホテルで洗濯する際に便利)
  • 変換プラグ、変圧器(必要であれば)
  • 海外対応のWi-FiルーターまたはSIMカード

子連れ旅行の注意点

  • レストランでの食事: ポルトガルのレストランは子供に優しいところが多いですが、子供向けメニューがない場合もあります。事前に確認するか、子供が食べられるものを持参すると安心です。食事の時間が遅い傾向にあるので、早めの時間帯に予約するか、軽食で調整しましょう。
  • 治安情報: 基本的に治安は良いですが、観光客が多い場所ではスリや置き引きに注意が必要です。貴重品は肌身離さず持ち歩き、多額の現金は持ち歩かないようにしましょう。夜間の外出は人通りの多い場所を選び、細い路地は避けるのが賢明です。
  • 緊急時の連絡先: 万が一のために、現地の日本大使館・領事館の連絡先、加入している海外旅行保険の緊急連絡先を控えておきましょう。
  • 子供の体調管理: 慣れない環境での移動や食事で、子供が体調を崩すこともあります。無理のないスケジュールを組み、十分な休息を取らせましょう。水分補給も忘れずに。

5. まとめ

ポルトガルは、歴史と文化、美しい景色、そして美味しい食事が楽しめる、子連れ駐在員家族にとって最高の旅行先です。リスボンの活気とポルトの趣ある街並みを巡る旅は、きっと家族全員にとって忘れられない思い出となるでしょう。

この記事でご紹介したモデルコースや費用、持ち物、注意点を参考に、ぜひあなたの家族だけの特別なポルトガル旅行を計画してみてください。事前の準備をしっかり行い、現地の温かい人々と触れ合いながら、最高の家族の時間を過ごしてくださいね。

さあ、次の家族旅行はポルトガルで決まり!


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この記事を書いた人

実務戦略家 / バナナ戦略担当

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